こんにちは!あなたの隣に座って、ちょっと面白い話をする気分で聞いてくださいね。
私たち、毎日たくさんの情報に囲まれて暮らしていますよね。スマートフォンの写真やメッセージ、お店のポイントカードの利用履歴、ウェブサイトを訪れた記録……。
もしあなたがお店の店長さんだとしたらどうでしょう?
「今日の売上は?」とか「今週、一番売れた商品は?」なんて質問には、お店のレジのデータを見ればすぐに答えられますよね。
でも、「うちのお店がオープンしてから今日まで、すべてのお客さんがいつ、何を、何個買ったか、その全ての履歴を教えて!」と言われたらどうでしょう?
想像してみてください。毎日発行されるレシートの山、山、山!数ヶ月、数年と経てば、お店のバックヤードの棚には収まりきらなくなって、ダンボール箱いっぱいにあふれてしまいます。
そんな途方もない量のデータを、安全に、そしていざという時に見つけられるようにしておくのが、今日お話しする「ある仕組み」なんです。
それは何?「データの巨大な地下倉庫」と「ベテランの倉庫番」
先ほどのレシートの話に戻りましょう。お店のバックヤードにある棚は、たとえるなら「普通のデータ収納庫」です。毎日のように出し入れする、よく使うデータをしまっておく場所ですね。
でも、何年分もの古いレシートは、バックヤードの棚には置ききれません。だから、もっとずっと広くて、たくさんのものをしまえる「巨大な地下倉庫」を準備するんです。これが、今回お話しする仕組みの正体です。
この巨大な地下倉庫には、もう一つ大切な存在がいます。それは、超ベテランの倉庫番さんです。
この倉庫番さん、普段は地下倉庫の奥深くで、膨大な量のデータを黙々と整理してくれています。滅多に出し入れしないような、何年も前の古いレシートや、数えきれないほどの来店記録、機械が動いた一つ一つの動作記録など、とにかくいっぱいデータを預けても、決して失くすことなく、きっちりしまってくれるんです。
ITの世界では、こんな大きなデータ収納庫のことを「ビッグオブジェクト」なんて呼んだりするんです。ちょっと難しい響きですが、「巨大なデータ倉庫」と「ベテラン倉庫番さん」の組み合わせ、と考えてもらえればバッチリです!
何ができる?「過去の宝物を探し出す魔法」
このベテランの倉庫番さんと巨大な地下倉庫があるおかげで、私たちはいろんな「過去の宝物」を探し出すことができるようになります。
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膨大な記録を安心して預けられる
お店のデータ、ウェブサイトのアクセス記録、工場で動く機械の細かい動作記録など、世の中には「とにかく記録しておかなきゃいけないけど、普段はあまり見ないデータ」が山ほどあります。これらを普通の収納庫に入れていたら、パンクしてしまいますよね。この地下倉庫なら、どれだけ多くても、失くさず預かってくれます。
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「昔のこと、教えて!」に応えてくれる
普段は使わないデータでも、たまには必要になることがあります。例えば、「10年前のあの商品、当時はどんな人が買ってたんだろう?」「このお客さん、一番最初にうちのお店に来たのはいつだったっけ?」なんて、過去を振り返ってヒントを見つけたい時ですね。
そんな時、ベテランの倉庫番さんに尋ねれば、時間はかかるかもしれませんが、膨大な記録の中から、確実に、そして丁寧に、目的のデータを探し出してきてくれるんです。普通の収納庫のように「あれ?どこに置いたっけ?」なんてことにはなりません。
これはまるで、熟練の歴史家が、何十年、何百年分の古い資料の中から、知りたい情報をじっくりと調べてくれるようなものです。すぐにパッと出てこないかもしれませんが、その正確さと網羅性は抜群なんです。
超シンプルな活用シーン:スマイル商店の「お客様の足跡」
では、具体的なイメージで見てみましょう。あなたの近所にある「スマイル商店」というお店を想像してください。
このお店では、毎日たくさんのお客さんが来て、いろんな商品を手に取ります。店長さんは、全てのお客さんの「いつ、どのお客さんが、何という商品を、何個購入したか」というデータを、ベテラン倉庫番さんのいる巨大な地下倉庫にどんどん預けています。
ある日、店長さんは考えました。「最近、お店の常連さんが減った気がするな…。昔はもっと活気があったはずなんだけど、何が原因だろう?」
そこで店長さんは、ベテラン倉庫番さんに頼んでみることにしました。
店長:「ねぇ、倉庫番さん!うちのお店がオープンしてから今日まで、『毎週必ずお店に来ていたのに、最近パッタリ来なくなったお客さん』のリストを、全員分調べてくれないかい?」
この依頼、普通の収納庫だったら、毎日レシートを一枚一枚めくって確認するような、気の遠くなる作業です。でも、ベテラン倉庫番さんなら大丈夫。
倉庫番:「かしこまりました!少々お時間をいただきますが、過去の膨大な来店記録を全て確認し、店長さんのご要望にぴったりのリストを作成いたしますね!」
数時間後、倉庫番さんは店長さんのもとに、見事に探し出したリストを持ってきました。
店長さんはそのリストを見て、ビックリ!「ああ、この人、昔はよく来てくれてたのに!最近、顔を見ないと思ったら…」
こうして店長さんは、過去のデータからヒントを得て、そのお客さんたちに新しいクーポンを送ったり、商品の品揃えを見直したりして、お店をさらに良くしていくことができるのです。
おわりに
いかがでしたか?「ビッグオブジェクト」なんていう、ちょっとカタカナで難しそうな名前ですが、実は私たちの日々の暮らしを裏側で支えてくれている、すごく便利で頼りになる仕組みなんです。
まるで、膨大な歴史書の中から、私たちが知りたい小さなピースを、時間をかけてでも確実に見つけ出してくれる、そんな熟練のベテランさんみたいですよね。
これであなたも、「データがたくさん集まる場所には、こんな賢い工夫が隠されているんだな」と、ちょっとだけITに詳しくなった気分になれたら嬉しいです!
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