皆さん、こんにちは!「世界一わかりやすい技術解説者」の〇〇です。
いきなりですが、ちょっと想像してみてください。
あなたは、とある会員制の素敵なレストランの入り口に立っています。初めて訪れるお店です。
受付で「ご予約の方ですか?」「お名前は?」「会員証はお持ちですか?」と色々と聞かれ、身分証明書を見せて、やっと席に通してもらえました。ホッと一息。
ところが、お手洗いに行って席に戻ろうとしたら、また別のスタッフに「お客様、ご予約の方ですか?」と聞かれ、また説明する羽目に…。
「えー、さっき入ったばっかりなのに!もうちょっとスマートに、"私"だと分かってもらえないかな?」
…なんてこと、ありませんか?
実は、インターネットの世界でも同じようなことが起こっています。ウェブサイトにログインしたのに、別のページに行こうとすると「本当にあなた?」と毎回聞かれるようなものです。これではちょっと不便ですよね。
そこで登場するのが、今日ご紹介する「JWT(ジェイ・ダブリュー・ティー)」という、ちょっと不思議なデジタル技術なんです。
それは何? まるで「あなた専用のデジタル招待状」
「JWT」と聞くと、なんだか難しそうに聞こえますが、実はとてもシンプル。先ほどのレストランの例え話で言うと、「あなた専用の特別なデジタル招待状」のようなものです。
あなたが初めてウェブサイトにログインした時(レストランの受付で身元確認をした時)を思い出してください。サイトは「ああ、あなたが本人だと確認できましたよ!」と、あなただけに向けた、特別な「デジタル招待状」を発行してくれます。
この招待状には、こんな情報が書かれています。
- 「この招待状は〇〇さん(あなたのID)のものだよ」
- 「今日の予約はVIP席(あなたに許可された権限)だよ」
- 「この招待状は本日限り有効(有効期限)だよ」
さらにすごいのは、この招待状には、レストランのオーナー(ウェブサイトのサーバー)の特別な「署名(サイン)」がしてあるんです。だから、誰かが適当に作った偽物の招待状じゃないって、お店の人は一目で分かるようになっています。
この「あなた専用の、署名入りのデジタル招待状」こそが、JWTの正体なんです。
何ができる? スムーズな「顔パス」ならぬ「招待状パス」!
さて、この特別なデジタル招待状を一度手に入れたあなたは、どうなるでしょうか?
次に、サイト内の別のページを見に行きたい時(お手洗いから席に戻る時)を想像してください。
あなたは、自分のブラウザ(インターネットを見るためのアプリ)の「秘密のポケット」にしまってあるその「デジタル招待状」を、スッとサイトに提示します。
すると、サイト側はこう判断します。
「おお、この招待状はオーナーの署名があるから本物だ!そして中身を見れば、〇〇さんだとすぐに分かる。さらに、今日の予約はVIP席だから、このページを見せても大丈夫だね!」
どうでしょう? いちいち「ログインし直してください」とか、「本当にあなたですか?」と聞かれなくても、招待状を提示するだけで、瞬時にあなただと認識してもらえて、スムーズにサービスを受けられるようになるんです。
しかも、この招待状の良いところは、お店のスタッフが途中で変わったり、違うフロアに移動しても、どのスタッフも招待状を見れば「ああ、〇〇さんですね、どうぞ!」と対応してくれること。サイト側がいちいちあなたの情報を「覚えておく」必要がないので、とっても効率的で賢い仕組みなんですよ。
簡単な活用シーン:オンラインショッピングでサクサク!
例えば、あなたが大好きなオンラインショッピングサイトで買い物をするシーンを想像してみましょう。
- まず、サイトに「こんにちは!ログインしたいです!」と、メールアドレスとパスワードを入力します。
- サイトは「よし、あなたが本人だと確認できたよ!」と、あなた専用の「デジタル招待状(JWT)」を発行し、あなたのブラウザにそっと渡します。
- あなたは、その招待状をブラウザの「秘密のポケット」に大事にしまいます。
- 次に、「買い物かご」を見に行ったり、「注文履歴」を確認したりする時、あなたのブラウザは自動でその「デジタル招待状」をサイトに提示します。
- サイトは「ああ、この招待状は本物だ!中身を見ても、〇〇さんの情報が正しい。じゃあ、買い物かごを見せてあげよう!」と判断し、スムーズにページを表示してくれるんです。
サイト側は、あなたの情報をデータベースから毎回探し出すのではなく、招待状に書いてある情報とオーナーの署名を確認するだけでOK。だから、インターネット上のやり取りが、とってもスピーディーで安全になるんですよ。
まとめ:見えないところで役立つ、賢いデジタル招待状
どうです?「JWT」って、全然難しくなかったでしょう?
私たちが普段、何気なく使っているインターネットの裏側では、こんな風に賢い「デジタル招待状」が飛び交っていて、皆さんのオンライン体験をよりスムーズに、そして安全にしてくれているんです。
これであなたも、ウェブサイトがなぜ「私」だと分かってくれるのか、その秘密の一端を知ることができましたね!
それではまた次の解説でお会いしましょう!
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