まるで一流ホテルの執事さん!お堅いけど頼れる「SOAP API」のお話

こんにちは!お元気ですか?

突然ですが、あなたは旅行の計画を立てるとき、どんな風にしていますか?

たとえば、「このホテル、良さそうだな」と、あるホテルの予約サイトで探しますよね。次に、「飛行機も手配しなきゃ」と、別の航空会社のサイトを開く。さらに「空港からホテルまでの移動どうしよう?」と、また別のレンタカーサイトやタクシー配車アプリを開く…なんてこと、ありませんか?

それぞれのサイトで入力し直したり、何度も予約情報を確認したり。ああ、面倒!もし、これらの情報を一箇所でまとめて見られて、それぞれの専門家が連携して手配してくれたら、どんなに楽だろう…って思いませんか?

実は、ITの世界では、まさにそんな「専門家同士の連携」を裏で支える、ちょっとお堅いけど、めちゃくちゃ頼りになる仕組みがあるんです。それが、今回お話しする「SOAP API(ソープ エーピーアイ)」です!

それは、まるで超一流ホテルの「執事さん」!

SOAP APIを一言で表すなら、「完璧なマナーと厳格なルールで、大事な仕事を確実にこなす、超一流ホテルのベテラン執事さん」です。

想像してみてください。あなたは、海外の豪華なホテルに滞在しています。言葉も文化も違う場所で、ちょっと込み入ったお願い事をしたい時、頼りになるのはコンシェルジュや執事さんですよね。

  • 「執事さん」は、お願いの仕方を教えてくれます。

    「〇〇様、ご注文ですか?お伺いいたします」と、まず尋ねてくれますよね。そして、「このようにお申し付けください」と、どんな頼み方が丁寧で間違いがないか、「作法」を教えてくれます。SOAP APIにも、まさにそんな「作法」が厳格に決まっているんです。

  • 「執事さん」は、依頼を正確な「メモ」に取ります。

    あなたが口頭で伝えたことを、執事さんは「〇〇様の依頼は、〇月〇日、〇〇行き航空券の手配、それから〇〇という条件のレンタカーですね」と、決まったフォーマットの丁寧なメモに書き留めてくれます。SOAP APIでは、この「決まったフォーマット」が「XML(エックスエムエル)」というもの。ちょっとお堅いですが、世界中の誰が見ても同じ意味に受け取れる、共通の「書き方」なんです。

    例えば、こんな風に書かれたメモだと想像してください。
    <お願い>
    <サービス>航空券の手配</サービス>
    <目的地>大阪</目的地>
    </お願い>
    これなら、誰が見ても「大阪への航空券の手配」だと一目でわかりますよね。

  • 「執事さん」は、どんなサービスを提供できるか、ちゃんと「一覧表」を持っています。

    「当ホテルでは、このようなサービスをご提供しております。手配できる飛行機会社やレンタカー会社の一覧はこちらでございます」と、ちゃんとメニューやパンフレットを見せてくれますよね。SOAP APIでは、これを「WSDL(ウィズドル)」と呼びます。どんなリクエストを受け付けられるか、どんな情報が返ってくるか、まるで「取扱説明書」のように詳細に書かれているんです。

だから、SOAP APIは、たくさんの情報が飛び交うITの世界で、「このお願いは、このフォーマットで、このルールに従って進めれば、絶対に間違いがない!」と保証してくれる、すごく信頼できる仕組みなんです。

何ができるの?

この「執事さん(SOAP API)」がいるおかげで、ITの世界では、たくさんの会社やシステムが、お互いの専門分野を活かしながら、間違いなく連携できるようになっています。

先ほどの旅行の例で言えば、もし旅行サイトの裏側でSOAP APIが使われていれば、こんなことができるようになります。

  • あなたが「東京から大阪へ〇月〇日に旅行したい!」と入力すると…
  • 旅行サイトの「SOAP執事さん」が、あなたの依頼を「お堅いメモ(XML)」に書き換え、信頼できる航空会社システムやホテル予約システムの「SOAP執事さん」に送ります。
  • それぞれの「執事さん」は、自分たちのシステムに依頼を渡し、空いている飛行機やホテルを探して、また「お堅いメモ」で結果を返してくれます。
  • あなたの「SOAP執事さん」は、それらのメモをまとめて、あなたに「〇〇航空のこの便と、△△ホテルのこの部屋が予約できますよ」と教えてくれるわけです。

ね、便利でしょう?特に、銀行の振込システムや、物流の荷物追跡システム政府の公共サービスなど、「絶対に間違いが許されない」「厳密な手続きが必要」な場面で、このSOAP APIはひっぱりだこなんです。

ちょっとだけ、簡単な例を見てみましょう!

例えば、あなたがオンラインで「今日の東京の天気予報」を知りたいとします。

  1. あなたは、天気予報を提供するサイトやアプリにアクセスし、「東京の今日の天気」と入力します。

  2. サイトやアプリの裏にいる「SOAP執事さん」は、あなたの要望を、決まったフォーマットの「お堅いメモ(XML)」に書き換えます。例えば、こんな感じです。

    <天気予報のリクエスト>
    <場所>東京</場所>
    <日付>今日</日付>
    </天気予報のリクエスト>

    ※これはあくまでイメージですが、こんな風に項目と値がきちんと分かれた文書になっていると思ってくださいね。

  3. この「お堅いメモ」が、インターネットを通じて、天気予報センターのシステムに送られます。

  4. 天気予報センターのシステムも、同じように「SOAP執事さん」を持っていて、送られてきたメモを正確に読み取り、「よし、東京の今日の天気ね!」と理解します。

  5. そして、天気情報を調べた後、「SOAP執事さん」は、また決まったフォーマットの「お堅い返事メモ」を作成します。

    <天気予報の結果>
    <場所>東京</場所>
    <日付>今日</日付>
    <天気>晴れ</天気>
    <最高気温>25度</最高気温>
    </天気予報の結果>

  6. この「返事メモ」がサイトやアプリの「SOAP執事さん」に戻ってきて、あなたの画面には「東京は晴れ、最高気温は25度です」と、わかりやすい形で表示される、という流れです。

普段、私たちは意識しませんが、裏ではこんな風に、厳格な「執事さん」たちが、きちんとした作法とフォーマットで、膨大な情報を行き来させているんですよ。

結び:難しそうに見えて、実はとっても頼れる存在!

SOAP APIは、ちょっとお堅そうで、とっつきにくい印象があるかもしれません。

でも、それは「大切な情報を扱うのだから、絶対にミスがないようにしよう」「どんな状況でも、きちんと連絡が取れるようにしよう」という、強い責任感の表れなんです。

私たちの暮らしの裏側で、企業と企業、システムとシステムが、安全で確実なやり取りをできるよう、日々頑張ってくれている。SOAP APIは、そんなIT社会の「縁の下の力持ち」であり、「信頼できるベテラン執事さん」なんです。

普段は意識しないけれど、実はあなたの便利で安心なネットライフを、影でしっかり支えてくれている。そんなSOAP APIに、ちょっとだけ拍手を送ってみませんか?

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