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Salesforce IDは、Salesforceプラットフォーム上の各レコードを一意に識別するための重要な識別子です。この18桁の英数字コードは、レコードの特性や所属する組織に関する重要な情報を含んでいます。
Salesforce IDの構造
Salesforce IDは以下の5つの要素で構成されています:
- Key Prefix(1-3文字目)
- Instance(4-5文字目)
- Reserved(6-7文字目)
- Unique Identifier(8-15文字目)
- Checksum(16-18文字目)
Key Prefix
最初の3文字は、そのレコードが属するオブジェクトを一意に表します。例えば:
- 001:取引先(Account)
- 003:取引先責任者(Contact)
- 006:商談(Opportunity)
この仕様により、IDのprefixを見るだけでオブジェクトの種類を判断することができます。
Instance
4-5文字目は、そのレコードが作成された組織のインスタンスを一意に表します。これにより、同じオブジェクトタイプでも異なる組織で作成されたレコードを区別することができます。
Unique Identifier
8-15文字目は、レコードを一意に識別するための文字列です。この部分により、同じオブジェクトタイプ、同じ組織内でも個々のレコードを区別することができます。
Checksum
16-18文字目は、前15桁のうちどの文字が大文字かの情報を持つチェックサムです。これにより、大文字小文字を区別しないシステムでもIDの一意性が担保されます。
Salesforce IDの意義
Salesforce IDの主な目的は、大文字小文字を区別しないシステム(例:Excel)でも一意性を保つことです。これにより、外部システムとの連携やデータ処理において、IDの一意性が確実に維持されます。
Salesforce IDの活用
Salesforce IDは以下のような場面で活用されます:
- レコードの一意識別
- データインポート・エクスポート時のキーとして使用
- API連携時のレコード特定
- URLでの直接アクセス
例えば、Salesforce IDを知っていれば、それをURLに直接入力することで特定のレコードにアクセスできます。これは、開発やデバッグ作業において非常に便利な機能です。
Salesforce IDを正しく理解し活用することで、Salesforceの運用やデータ管理、外部システムとの連携をより効率的に行うことができます。特に、大文字小文字を区別しないシステムとの連携や、大量のデータ処理を行う場合に、Salesforce IDの使用が推奨されます。
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