Salesforceでは、さまざまなオブジェクトやフィールドタイプを区別するために特定の接尾辞が使用されます。これにより、開発者や管理者がSOQLクエリやカスタマイズでオブジェクトやフィールドの種類を簡単に認識できます。以下は、これまでに整理された接尾辞のリストです。新しいものがあれば、自由に追加してください。
カスタムオブジェクトやフィールドに関連する接尾辞
__c: カスタムオブジェクトまたはカスタムフィールド__r: カスタムリレーションシップフィールド（SOQLでリレーションを辿る際に使用）
ナレッジ記事関連
__ka: KnowledgeArticle__kav: KnowledgeArticleVersion__Feed: 記事タイプまたはカスタムオブジェクトのフィード__ViewStat: KnowledgeArticleViewStat__VoteStat: KnowledgeArticleVoteStat__DataCategorySelection: 記事タイプのデータカテゴリ選択
外部オブジェクトおよび連携関連
__x: 外部オブジェクト__xo: Salesforce-to-Salesforce (S2S) スポーク/プロキシオブジェクト
カスタムメタデータおよび共有オブジェクト
__mdt: カスタムメタデータタイプ__Share: カスタムオブジェクト共有オブジェクト__Tag: Salesforceタグ
履歴およびジオロケーションデータ
__History: カスタムオブジェクトの履歴追跡__hd: 履歴データ__latitude__s: ジオロケーションの緯度座標__longitude__s: ジオロケーションの経度座標
特殊オブジェクトおよびイベント関連
__pc: カスタムPerson Accountフィールド__pr: カスタムPerson Accountリレーションシップフィールドを辿る際に使用__e: プラットフォームイベント（例: EventBusイベント）__ChangeEvent: 変更データキャプチャ（Change Data Capture）__chn: 変更イベントチャネル（ソース）
その他の接尾辞
__p: カスタムPersonオブジェクト__hqr,__hst: 日時範囲の開始/終了__b: BigObject__dlm: Data Lake Model（顧客データプラットフォーム由来）
結論
これらの接尾辞を把握しておくことで、Salesforceのさまざまなオブジェクトやフィールドを効率的に扱うことができます。また、カスタマイズやレポート作成時のトラブルシューティングにも役立ちます。上記に載っていない接尾辞があれば、ぜひ追加情報を共有してください。
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